自分の進化に気づく
もはや春も梅雨も通り越して、初夏の朝という空気。
代々木公園の緑の空気をすーっと吸いながら、
今年に入って、個人セッションを受けてくださった方たちの顔を
思い浮かべて、ふと思うこと。
皆、もっと幸せになりたいとか、変わりたいとか思っている人は多いけど、
実は「もうすっかり幸せ」「もうすっかり変わってる」ってことも沢山あって、
自分だけがそれを認めていない(認めたくない)という場合もある。
私たちは、ついつい、どう変わったか、どう進化しているかを言葉でダウンロードしたがる。
何か目に見える「変化」が欲しいと思う。
けれど、言葉で表現しよう、言葉で受け止めようとしたり、
目に見える変化を求めると苦しくなることがある。
自分が変わるって、単純なようで複雑で難しい???
いやいや、その逆で複雑で難しいようで、実はとてもシンプル。
ということも実は沢山ある。
変わろうとしているのも自分。
なんとかしたい、苦しみから脱却したい、とがんじがらめにしているのも自分。
まだしばらく悲しみ、苦しみの中にいたいと止まっているのも実は自分。
そこから抜け出せたと、自覚するのも自分。
「そんなに簡単に私の苦しみは解消できないわ!」と
誰かの心が叫んでる。
いいよいいよ。
それでもいいよ。
苦しみの中にいたい、時期もある。
準備ができていないという時期もある。
でも、「抜け出したい」「変わりたい」って自分で思ったんだよね?
「幸せになる」「進化する」と決めたんだよね?
なら、いろいろなものを浄化して溶かして柔らかくしていこう。
何故それが必要か?と言うと、
それが自分も自分の周りの人たちも幸せになっていく
一番の近道だから。
ふーっと力が抜けた時、
古い傷が癒えているな、ということに気づいて見る。
もう悲しさを手放そうとマインドセットしてみる。
何だったんだろう、今までの苦しみは?と思える瞬間があったらいいね。
氷の様に冷たく硬くなっていた心のしこりがスーーッと溶ける瞬間があったらいいね。
近所の早朝の公園を散歩をしている時、
海岸で水平線を見ている時、
いいな、と思う絵や音楽にふと触れた時、
大好きなペットの頭を撫でた時
言葉にはできない何かが
自分を包んでくれたら、
その時の愛おしい感情や
暖かい心の変化に気づくといいと思う。
0コメント