イリュージョン
私のセッションを受けてくれている同い歳の友人が、
「Yuuがいつも話していることととてもリンクする」と教えてくれた、
「イリュージョン」という本。
中学生か高校生の時に、リチャード・バックの「カモメのジョナサン」を、
好きで何度も読んだ記憶があるのに、何故か他の作品は一度も手にしたことがなかった。
軽快な読み口と言葉のセンスは、目で追っていて楽しい。
そして、散りばめられている、真理をついた宝石の様な言葉は、どれも愛おしい。
「イリュージョンだ、リチャード、この世のすべてはイリュージョン。
何から何まで光と影が組織されて、像を結んでいるだけなんだ、わかるかい?」
「責任を回避するいちばん良い方法は、「責任は果たしている」と言うことである」
「いちばんうまく教えられるのは、自分が最も学ぶべきことについて」
「さようならをしても、落胆することはない。別れがあるから、また会うことができるのだから。友だち同士であれば、やがては、あるいは生まれ変わって、きっと再会できるにちがいない」
きっといつ読み返しても「うんうん、そうそう」と温かい気持ちにさせてくれるはず。
かなりお薦め。
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